DHのつぶやき・3
予防歯科の衛生士として、病気(むし歯、歯周病)の予防をお手伝いすることは、とても大切なことですし衛生士の役目として大半をしめていると思います。
しかしお口の中のバランスを失いかけている患者様がいたらどうでしょうか?バランスが悪いからこそプラークコントロールの徹底はとても大切ですが、それだけに頼っていては、歯周病はよくならず、いずれ私達も患者様も行き詰まりを感じることが出てくると思います
そこで大切なのは、お口の中のバランスだと思います。そのバランスを取り戻す為には天然の歯のままでは無理なこともあります。かぶせ物などを入れる処置(時には大工事になることもありますが)をすることにより、バランスのとれた状態になると、歯周病も安定してくるのです。
私達衛生士は、歯肉やカリエスばかりに目を向けるのではなく、お口全体のバランスがどの様な状態かということにも目を向け、Dr.への情報提供をしたり、患者様へのアドバイスをするということもまた、大切な役割だと考えます。つまり・・木も見てかつ森も見るということですかね・・。
投稿日:2006年8月25日 カテゴリー:ブログ