重力と腰痛その1
地球環境に存在する全ての物は「重力」という凄い力を受けています。特に私たち人間は2足歩行をするため脊柱がその重力の影響を強く受けています。腰痛がその代表例ですが、噛み合わせが悪い事と腰痛は深い関係があるように感じます。噛み合わせが悪い為、肩こり(左右差のある肩こり)が長く続くことで脊柱に余計な湾曲が生じ、椎間板のずれから腰痛になる場合が多く見られます。
マッサージや整体に通って一時的に改善しても、傾きのある脊柱では日常生活における重力の影響でずれてしまい、もとの状況にもどります。先天的な事由や骨折(複雑)などで足の長さが異なってる方はしょうがないが、そうでない方は一度、歯科医師にチェックしてもらうといいと思います。
ビルを傾けて建築しないのは重力の影響を最小限にするためで、かの有名なピサの斜塔もつい最近、傾いた斜塔の傾きを少し戻し、傾斜が進まないよう補強の工事をしたそうですよ!
投稿日:2006年8月21日 カテゴリー:症例紹介