ストレス
「ストレスは万病の元」この事を理解している人は多いと思いますが、実は歯のトラブルもこのストレスが深く関わっています。
20数年間、予防歯科に通って安定していた患者様の状態が急変(悪化)したケースの多くがストレスがきっかけとなっています。問診してみると、身内の方の介護をしなければならなくなった、癌の宣告を受けた、入院した、など強いストレスを受けてる状態がほとんどでした。幸いこのような場合は、長くお付き合いしているからこそ、ストレスが原因であることを理解してもらい、様子を見ていただき、特に処置せずに説明のみで済みますが、、、
しかし、元々悪いところがあっても、痛みがないから、痛みが引いたからと、ほって置いたなどの場合はストレスがきっかけとなって、悪の連鎖が起こり腫れたり、歯が欠けたり、痛んだりした場合は良くあることで早急に治療が必要となります。
ストレスは歯軋り(はぎしり)を増強することが解ってますし、免疫力を下げることも解ってます。他にもストレスが身体に多くの影響を引き起こす事も報告されています。
「病は気から」とはよく言ったものですね、どちらにしても「脳」が健康に深く関わっているのは事実のようです。
気軽に相談が出来き、信頼できる歯科医院に異常がない時から掛かっておくことが大切ではないでしょうか。
投稿日:2006年8月14日 カテゴリー:症例紹介