睡眠時無呼吸症
睡眠中に呼吸ができなくなる事で、最悪は死にも至る事があり昔はぽっくり病とも言われていました。どなたでも夜間睡眠中少しは、呼吸に問題が生じていますが程度問題で、さまざまな理由でこのような状況になります。完全に呼吸が止まってしまう重症な症例は耳鼻科にて対応する症例ですが、それに至らない症例は耳鼻科と歯科の協調により治療します。夜間睡眠中にいろいろな事が起こっているものですね!
新幹線の運転手さんが運手中に居眠りをしていたニュースがありましたが、実はこれも夜間睡眠中に喉の空気の通りが悪くなり、睡眠の深度が浅くなってしまい、それが原因で昼間に居眠りをしてしまう、軽度の睡眠時無呼吸症なのです。このような場合は耳鼻科の診断の元でマウスピースを作り対応し、夜間睡眠中の下顎の位置を前方に強制して、舌根が喉に落ちないようにすることで呼吸路を確保します。いびきや昼間に眠くなる事でお悩みの方は耳鼻科や歯科医院に相談することをお勧めします。
アメリカでスリーマイル島の電子力発電所の事故とスペースシャトルのチャレンジャーの打ち上げ時の爆発事故は重要なチェックする方が、この睡眠障害であったことが原因で居眠りからチェックミスにより起こってしっまたそうです。
投稿日:2006年11月6日 カテゴリー:症例紹介