歯科衛生士
歯科に関係のない一般の方にとって、歯科衛生士という職業についてどのような仕事をするのかあまり解からないと思います。せいぜい歯科医院に居る看護婦さん(現在は看護士)程度の理解ではないでしょうか?
歯科衛生士の業務は法律的な解釈でいうと、診療補助、歯科予防処置(歯石除去や歯ブラシの指導は歯周疾患の治療にも係わります)、公衆衛生活動になります。歯科衛生士を養成する短大、専門学校(2から3年制)の学校を卒業後に国家試験に合格してはれて歯科衛生士となります。
介護を必要とする方とそうでない方を比較すると一番の違いは「歯」であるとの統計的なデーターが出ているようですし、神様が設定した人間本来の寿命を20から30年超えて生きることが出来るようになった現在では「歯」の寿命も延ばすようにしなければなりません。「歯」は良くなる事のない器官なので予防して現在の長寿にあわせる必要が出てきます。
ですから出来るだけ早い段階でいい歯科衛生士に掛かり、予防処置を受け「歯」の寿命を延ばすようにすることが大切ではないでしょうか?介護を必要としないで元気に一生を送る確率を上げるには大切なことと思いますが、どうでしょうか?
歯科医師の私もたまに当院の歯科衛生士にお世話になっています。歯科治療と違い怖くないですし、PMTC(プロフェッショナルメカニカルツースクリーニング)などを受けているときは、歯科衛生士に申し訳ありませんが、ついつい居眠りをしてしまうほど気持ちのいいものですよ!歯科衛生士を目指して頑張っている実習生やこれから職業の選択をしようとしている方、歯科衛生士はとてもやりがいのあるいい仕事だと思いますよ!
投稿日:2007年6月15日 カテゴリー:予防歯科