健康福祉祭りに歯科医師会としての参加
弘進会 宮田歯科池袋診療所 院長小澤です。
本日は豊島区歯科医師会会長の立場でお話ししたいと思います。
昨日の日曜日に豊島区健康福祉祭りに参加してまいりました。
平成元年から毎年12月の第一日曜日に行われますが、2年前より福祉祭りに健康が追加され執り行われるようになりました。
豊島区の高野区長が,ここ数年健康政策に積極的に取り組んで頂けるようになり,その一つの表れです。
昨日、高野区長が豊島区保健所内の歯科医師会ブースを表敬しに来た時に撮った写真です。
高野区長が初当選した当時、豊島区の財政は破たん寸前の状況でした。もう少しで財政破たん都市になるところでしたが、高野区長は当選後、聖域なき財政改革を行い、現在やっと明るい兆しが見える状況まで持ってきたようです。財政状況が悪い時は、医療政策にも当然のように予算カットする事になっていましたが、財政状況の健全化が進み明るい兆しが見え始めた昨年ごろから医療政策に対しても積極的に取り組んで貰えるようになりました。
しかし、超高齢化の現在において、医療分野だけに対して予算を良水のごとく注ぐ事など出来るわけありませんので、区長に対して豊島区歯科医師会は無理な予算要求をせづ、私ども歯科医師会の区内での活躍の場を多く作る為の手助けをお願いしております。
歯科医療を積極的に受診するような社会システムを作る事で健康人口を増加させれば、医療費、介護費用の軽減がなされるのではないでしょうか?歯に問題なくしっかりと食べる事の出来る方は仮に病気をしても回復する可能性が高く、早期に退院できる場合が多いですし、癌治療においての治療成績もいい事が解かってきております。さらに、癌予防にも役立っております。また、元気で自立している高齢者には歯に問題が無い方が多いとのデーターもあります。
現在、医療福祉問題は混とんとしておりますが、少しは解決のお役にたてるのではと思っております。この事は、豊島区保健所の村主保健所長からも言われており、豊島区歯科医師会のように全国の歯科医師が社会貢献をもっとすべきとはっぱをかけられております。
元気で長生きは積極的歯科治療からという事になりますね!豊島区の医療行政に注目していてください、少し時間がかかりますがエビデンスが出ると思います。もうしばらくの間、高野区長と歯科医師会会長として手を取り合って区民のために頑張りたいと思っています。
投稿日:2010年12月6日 カテゴリー:ブログ, 症例紹介