障害者歯科診療の協力歯科医
弘進会 宮田歯科池袋診療所 院長小澤です。
新年スタート早々ですが、昨日、木曜日の午前中に障害者歯科診療の協力医として豊島区歯科医師会運営あぜりあ歯科診療所にて、障害をお持ちの方々を対象にした歯科治療に参加してまいりました。
豊島区歯科医師会の会員として1月~3月の隔週木曜日午前中に当番医として参加させていただいています。
様々な理由により、通常の歯科医院での歯科治療が困難な方々の歯科治療を行っています。
その中で、有病高齢者の歯科治療を行うたびに感じている事は、病気になる以前にもっとしっかりした状況にしておけばよかったのになと、感じてしまう事が多々有ります。
もしくは、事前にしっかりと歯科治療を受けていれば、こんな状況にならなかったのではと、思われるケースにも多々出あいます。
全て確率論ですが、ついついそう思ってしまうケースが多く有ります。
痛くなってから歯科医を訪れるが常識の日本ではしょうがないのでしょうが?
しかし、私もいつ何時お世話になるかわかりません、そんな時見捨てられづしっかりと支えてもらえる安心感を感じます。
歯科医師は出来る限り食べるを大切にして行くことが使命ですので、どんな状況でも最善を尽くします。
最善は、健康であるうちに治療すると選択肢が多くありますが、障害があると選択肢が様々な理由から少なくなってしまいます。
障害者歯科診療に携わって感じた事ですが、選択肢が多く提供できる早めの治療が健康寿命を延ばしますので、お勧めです。