歯医者と認知症予防3
弘進会 宮田歯科池袋診療所 院長小澤です。
平成23年1月25日の読売新聞の記事に紹介されていましたが、厚生労働省研究班の調査結果をご紹介します。
愛知県の65歳以上の4425人を対象に2003年から4年間アンケート調査を実施した結果で、介護が必要な認知症を発症した割合です。
* 歯が20本以上残っている人は2.9%
* 歯がほとんどないが入れ歯を使っている人は7.3%
* 歯がほとんどなくかつ入れ歯を使用していない人は11.5%
という結果が発表されていました。
たまたま、ここ数回認知症について書いていましたが、タイミング良く新聞に掲載されていましたのでご紹介いたしました。
歯と認知症は研究でも関係深い事が証明されていますので、若いころから歯を大切にする事は重要です。しかし、不幸にも歯と多くなくしてしまっても良い歯医者にしっかりとした入れ歯を作ってもらえば、確立を落とせますので治療を受ける事が重要のようです。
弘進会 宮田歯科のモットー「元気で長生きを支える」はこのようなことから発案していますが、歯は年を取るごとに悪くなり元に戻る事が無いので、予防歯科の勧めと可能な限り早めの治療をお勧めいたします。