歯科と耳鼻科
弘進会 宮田歯科池袋診療所 院長小澤です。
耳鼻科と歯科は近い部分を扱っていますので、病気の症状が重複するケースが多くあります。
私ごとですが、先週からひいた風邪からどうも副鼻腔炎(上顎洞炎)を起こしてしまっているようです。症状として脳性の鼻汁が有るのと右上の奥歯が噛むと少し違和感があります。おそらく奥歯の根の先が上顎洞の近くに有りますので影響を受けており、そのせいで噛み合わせにほんのお少しですが変化を起こしそれが顎を動かす筋肉のバランスを崩し咬筋(こうきん)と側頭筋(そくとうきん)に痛みが出ています。一般の方であれば、頭痛と感じる事と思います。
こんな症状を訴えて持ってきた患者さまに副鼻腔炎の説明をして耳鼻科を紹介させて頂きましたが、まさか自分自身がなるとは、、、、、
患者さまの辛さが解かってよかったかも知れませんが、そう思いながら早く治ってほしいもんですね!
歯科医院で良く撮影しますがパノラマXーRAYにて、上顎洞も映りますので確実な診断は耳鼻科でお願いしませんといけませんが、おおむね確認はできます。逆に、上顎洞の近くの歯に問題が有って副鼻腔炎の症状が発生する場合も有りますので、そちらの診断は私ども歯医者が診断致します。
これは、耳鼻科と歯科での関連の一例で他にも有りますので、後日ご紹介させていただきます。
投稿日:2011年2月12日 カテゴリー:ブログ, 症例紹介