ゴルフとプラークコントロール
最近では、石川遼くんや宮里藍ちゃんのお陰でゴルフの人気が復活してきて、デパートのスポーツ売り場において女性用の可愛いカラフルなゴルフウエアーを取り扱っている売り場の面積が拡大しています。実際、ゴルフ場においてもおしゃれな女性ゴルファーが多く華やかになり、ゴルフを趣味にしている私にとっては、喜ばしいかぎりです。
そんな、ゴルフは止まっているボールを打つ一見簡単そうに思いますが、やってみるととても難しく奥が深いスポーツです。プロの選手でさえ専属のコーチを帯同させ常にスイングのチェックしてもらっています。
実は、歯周疾患や虫歯を防ぐためのプラークコントロールもゴルフ同様なかなか難しいのです!
今や国民のほとんどの方が毎日歯ブラシを行っているともいますが、一向に歯周疾患や虫歯は無くなりません。この事は、ゴルフと同様で一見簡単そうですが、病気をしっかりと予防する目的を達成するには専門家から個人指導を受けないと上手くいきません。
患者様のお口の状況は一人として同じ方はいませんので、1,2度歯の磨き方を説明する程度では上手くいかず、個別に丁寧に指導を繰り返さないと病気を予防するという目的は達成できません。歯の本数や治療の履歴、歯並びの良い方や悪い方、利き腕も異なりますし、体質により歯茎の抵抗力も異なります等々様々な状況を鑑みて個人個人に合わせたプログラムを用意してプラークコントロール法を指導する必要が有ります。さらに、一度上手くいったとしても体調の変化や加齢などの変化により、抵抗力が下がりますので、その状況に合わせて対応方法にも変化が必要になります。
ゴルフの指導も数回ではなかなか上達しないように、プラークコントロールも簡単にいかないのです。一時的に上手くなったと思いきやスランプに陥りまた指導をうける必要が生じます。奥の深さは似てますね!
ちょっとこだわった指導を受け見てはいかがですか?心強い歯の専属コーチを持って病気知らずな明るい健康的な人生、すなわちピンピンころり(PPK)の確率が高くなります。
興味のある方は当院予防歯科までお気軽にご相談ください。
投稿日:2011年6月24日 カテゴリー:院長コラム