睡眠時無呼吸症候群 ( SAS ) とは ①
宮田歯科池袋診療所です。
年末のクリスマスイベントからだいぶ時間があいてしまいました😅
今回は・・・
以前リーフレットで睡眠時無呼吸症候群(SAS)について書かせていただきましたが、
睡眠時無呼吸症候群によるマウスピースの作成で来院される患者様も多くおられる為、
今回は改めてブログの方で『 睡眠時無呼吸症候群 』について書きたいと思います。
〖 睡眠時無呼吸症候群(SAS) 〗
1976年に病名がつけられ、比較的新しい疾患である『 睡眠時無呼吸症候群 』
2003年の山陽新幹線の居眠り運転問題により、その名が日本でも広く認知される様になりました。
睡眠中に何度も呼吸が止まったり、上手く呼吸が出来なくなったりする病気です。
医学的には、10秒以上息が止まる状態を無呼吸といい、睡眠中に平均して1時間に5回以上、無呼吸の状態が見られる場合はこの疾患と診断されるそうです。
睡眠時無呼吸症候群は
・空気の通り道(上気道)が狭くなることによって起こる閉塞性睡眠時無呼吸症候群
・『呼吸をする』という脳からの指令が来なくなるせいで起こる中枢性睡眠時無呼吸症候群
・上記の両者を合わせた混合型睡眠時無呼吸症候群
の3種類に分類されます。
一般的な睡眠時無呼吸症候群として閉塞型が多くみられます。
〖 閉塞型の主な症状 〗
① 徐々に大きな音になるいびき
② その後いびきの音が弱くなるか消失する
③ しばらくすると再び大きないびきになる
☝ ① ~ ③ のサイクルをくり返す
上記のサイクルが起きている間、低呼吸~無呼吸の状態をくり返す為、酸素の摂取が足りず眠りが浅くなる、すなわち眠りの質が悪くなります。
その結果、日中の強い眠気やからだの怠さなどの症状を引き起こし、社会生活に影響を及ぼすことがあります。
また、血液中の酸素が欠乏することによって全身疾患に影響がでたり・・・
と、長くなったので次に続きます!!!
関連ブログはこちら→ 2024.2.20「 睡眠時無呼吸症候群 ( SAS ) とは ② 」
関連ブログはこちら→ 2021.3.29「 睡眠時無呼吸症候群の治療 」
投稿日:2024年2月13日 カテゴリー:ブログ