噛み合わせ診断
目次
噛み合わせの重要性
歯の噛み合わせは全身のバランスに繋がっています。
このバランスが少し崩れるだけで全身のバランスは大きく崩れ、様々な症状として、現れてくることがあります。
噛み合わせが悪く、ズレが出てくるとまず多くの方は、虫歯でもないのに歯に違和感が出たり、冷たいものにしみたりといった不快症状が発生します。
しかしながら、噛み合わせのズレはもっと大きな、全身への異常に繋がる場合があります。
噛み合わせのズレによる症状
噛み合わせがズレると、
- ① まず、あごの関節がズレます
⇒顎関節症の発生、耳鳴りの発生、めまいの発生、偏頭痛の発生、視力の低下 - ② するとあごに引っ張られ、頚椎などがズレ、肩関節などの関節が湾曲します
⇒肩こりの発生、手のしびれ - ③ すると腰付近の背骨にまでがズレがでてきます
⇒腰痛の発生、長期的にはヘルニア、脊椎幹狭窄症の発生 - ④ さらには、その先にある骨盤や、股関節などの関節が歪みます
⇒歩行困難による介助や車椅子による生活
以上のように、噛み合わせの異常を端に体の上から下へと順にズレが伝わり、その過程でさまざまな症状が起きていきます。
このような症状に心当たりのある方は、1度噛み合わせをチェックすることをお勧めします。
嚙み合わせが原因でお口の中を傷つけてしまうことを「咬合性外傷」と呼びます。歯の痛みなどがある場合も虫歯ではなく「咬合性外傷」のケースが少なくありません。次のページで詳しく説明しますので、ぜひご覧ください。
咬合性外傷について詳しくはこちら