マウスピース
目次
当院で使用するマウスピース
当院ではマウスピースを治療に利用することが少なくありません。しかもマウスピースの用途は様々です。
例えば、歯並びの矯正やあごの矯正にもマウスピースを使用します。正しいかみ合わせにすることで歯やあごの関節にかかる力を和らげます。
食事や歯を磨くとき以外は四六時中装着する場合や夜間、就眠中のみ使用する場合もあります。マウスピースは透明で柔らかい素材や、透明で硬いものが代表的で症状に合わせて使い分けをいたします
歯ぎしりや食いしばりの治療に使用するマウスピース
歯ぎしりや食いしばりは、歯のかみ合わせが悪い場合やあごの骨にずれがあるときなどによく出る症状です。歯ぎしりを続けると、歯本体だけでなく、歯の根元の骨や歯茎にも影響が現れます。
例えば知覚過敏や、歯根膜炎の原因も歯ぎしりの場合があります。ですから、歯ぎしりが原因の知覚過敏や歯根膜炎の治療にはマウスピースを用います。
歯ぎしりは日中できないほど強く、咬み合わせも無意識のうちに行い、歯の根元に強い力がかかります。その影響で歯に痛みや問題が出現します。マウスピースはそのような強い力がかかっても歯やあごの負担を和らげる役割をするのです。
歯ぎしりの原因
歯ぎしりは噛みあわせが悪い場合やストレスが過度にかかった場合、体調が悪い場合などに増強します。
マウスピースは歯が欠けるのを防ぐ役割もする!
歯ぎしりをする人の中には、歯や治療中のセラミックを欠けさせたり割ってしまったりするほど強い力をかけている人もいます。無意識のうちに強い力をかけているため、力を分散させたうえで歯を守ることも必要になります。
そのため、歯を欠けさせるような強い歯ぎしりをする人にもマウスピースを用いた治療を行います。