皆様の安心のために
当院では患者様に快適に、安全に治療を受けていただくため様々な取り組みをいたしております。
1:感染防止のため、滅菌、消毒を徹底します。
2:痛みのない治療を目指します。
3:患者様のお口に入れる被せ物、詰め物、入れ歯は医院内技工所で製作しています。
目次
感染防止のために
患者様に使用する器具類については使い捨てのものを使用しており、また、そうでないものに関しては感染症専用に消毒液と、菌を死滅させる高圧高温滅菌を行っております。
院内感染の心配はありませんので、安心して治療をお受けください。
滅菌バック
オートクレーブ・EOG滅菌によってされた器具は滅菌バックによって個包装されて仕上がります。
患者様一人一人に衛生的な器具を用いて治療を行えるよう心がけております。
ディスポーザブル器具
コップ、紙トレー、エプロンなど可能な器具は患者様ごとに使い捨てております。
金属製器具
薬液消毒(感染菌を死滅させる臭いの強い消毒液)に浸漬したあと高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)で感染菌を死滅させます。
2気圧135度の飽和水蒸気によりC型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルス、エイズウイルスなどの院内感染を防ぎます。
プラスチック製器具
薬液消毒+EOGガス滅菌をおこないます。
オートクレーブを使用できない熱に弱い製品(ビニール、ガラス、ゴム、プラスチック)はEOG(エチレンオキサイドガス)を使用し低温、低圧で滅菌します。
滅菌庫
滅菌の済んだ器具を紫外線室で保管します。
口腔外バキューム
皆さんのお口の中にも300種類以上の細菌やウイルスがいるとされています。
入れ歯やかぶせ物をお口の外で調整する際に出る削かすを周囲にばらまかないようにするための吸引機です。
これにより衣類への細菌の飛散や相互感染のもとを極力減少することができます。
痛くない治療のために
歯科治療では、神経の生きている歯を治療したり外科処置をするために、麻酔は必要な処置となっています。
ただ、その麻酔が痛くて治療がいや、怖い、という方は非常に多いと思います。
当院では痛みのない治療を目指して以下のような取り組みをしております。
表面麻酔
麻酔時の針の挿入の痛みをなくすため粘膜面に塗る麻酔です。
このほかにも、麻酔の薬液を温めるなど痛くない麻酔の工夫をしています。
また下の奥歯は骨に厚みがあり通常の麻酔が効きにくいこともあるので、その場合は特殊な麻酔方法(下顎孔伝達麻酔)を行うこともあります。
笑気吸入鎮静法
笑気ガス(亜酸化窒素)を治療中お鼻から吸って頂くことにより気分が楽になり、治療を楽に受けることができます。
全身麻酔とは違い意識はありますが、お酒に軽く酔ったような気持ちになり、手足の先が暖かくふわふわした感覚になります。
笑気麻酔での治療は保険適用内です。歯科治療が怖い、抵抗がある方は1度試してみてはいかがでしょうか?
AED
AEDは、自動体外式除細動器の略称で、救急現場で一般の人でも、簡単に安心して除細動を行なうことができるように設計された機器です。
AEDは、コンピュータによって、傷病者の心臓のリズムを自動的に調べて、除細動が必要かどうかを自動的に決定するとともに、どういう操作をすべきかを音声メッセージで指示してくれます。
わたしたちは、いつ、どこで、突然の病気(怪我)におそわれるか予測ができません。その不慮の事態が当院の待合室や診療室内でおこるかもしれません。
そこで、2008年には弘進会グループ全体で歯科医師を始め、歯科衛生士、受付、歯科技工士、事務員の全員の出席のもとAED及び、心肺蘇生の講習会を行いました。
当院においてはAHA(アメリカ心臓学会)認定のBLSヘルスプロバイダーが4名、インストラクターが1名おり、不測の事態に備えております。
当院内での不測の事態のみならず、地域の皆様に当院にAEDが設置してあると覚えていただければ幸いに思います。
安心の医院内技工所
最近は中国製の技工物のほうが安価ということで、技工料を抑えるために中国に発注するケースが増加していますが、中国では特に規制がないこと、また日本に入ってきたものを取り締まる法律もないことから事実上各歯科医院の良心にまかされています。
しかし宮田歯科では経験20年を超える専属の歯科技工士を9名擁し医院内の技工物はほとんどすべて製作しており、金属も日本国内で調整されたクオリティーの高い材料を使用しておりますのでご安心ください。